Google Analytics 4 にユーザーを追加する方法

このセクションでは、Google アナリティクス 4 にユーザーを追加する方法について説明します。その前に、GA4 の権限構造を理解する必要があります。

GA4 の権限構造

GA4 の権限は、権限レベルと有効な権限の 2 つの観点から見ることができます。

• 権限レベルは、アカウント レベルとプロパティ レベルに分かれています。これらの 2 つのレベルでユーザーを承認します。権限レベルには継承関係があります。たとえば、アカウント レベルにアナリスト権限がある場合、プロパティ レベルはデフォルトでアナリスト権限を継承します。
• 有効な権限には、直接ロールとデータ制限が含まれ、2 つの設定は互いに独立しています
  • 直接ロール: 権限ロールを設定し、異なるロールには異なる権限があります
  • データ制限: 収益とコストの制限。これにチェックを入れると、GA4 で e コマース データが押されます

権限レベルと有効な権限の関係は次のとおりです。

• 管理者: アナリティクスのすべてを管理できる権限です。ユーザーの管理（ユーザーの追加および削除、役割およびデータ制限の割り当て）を行うことができます。アカウントまたはプロパティでこの役割を持つすべてのユーザー（自分自身を含む）に完全な権限を付与できます。
• 編集者: プロパティ単位の設定をすべて管理できる権限です。ユーザーを管理することはできず、「アナリスト」役割の権限が含まれます。 
• マーケティング担当者: オーディエンス、イベント、キーイベントを作成、編集、削除できます。アトリビューション モデルの設定も編集できます。
• アナリスト: 作成したデータ探索をプロパティの他のユーザーと共有できます。非サンプリング データ探索をリクエストできます（Google アナリティクス 360 のみ）。
• 閲覧者: 設定とデータの表示、レポートに表示するデータの変更（比較の追加、セカンダリ ディメンションの追加など）、管理画面または API を介した共有アセットの表示が可能です。作成したデータ探索を作成、編集、削除できます。
• なし:  ユーザーにこのリソースの役割が割り当てられていません。別のリソースの役割が割り当てられている可能性があります。
• 費用指標なし:  費用に関連する指標は表示されません。
• 収益指標なし:  収益に関する指標は表示されません。

承認のデモ: ユーザーの追加

haran.huang@gmail.com に編集者権限を付与するとします。設定方法は次のとおりです。

アカウントレベル

GA4 で、「管理」——「アカウント設定」——「アカウント」——「アカウントのアクセス管理」——「+」——「ユーザーの追加」をクリックし、次の設定を行います。

データを制限したい場合は、以下をチェックしてください。

追加すると、新しいユーザーがユーザーリストに追加され、新しいユーザーに通知メールが自動的に送信されます。

プロパティレベル

GA4 で、「管理」——「プロパティ設定」——「プロパティ」——「プロパティのアクセス管理」——「+」——「ユーザーの追加」をクリックし、次の設定を行います:

データを制限したい場合は、以下をチェックしてください。

追加すると、新しいユーザーがユーザーリストに追加され、新しいユーザーに通知メールが自動的に送信されます。